4.撮影は?
撮影は一眼レフカメラを使っています。フィルムを入れるほうのカメラで撮影後、ネガをスキャンしてデータとして取り込み色味を変えたり切り抜きしたりして使っています。
どうやって写そうかは、人形を作る前に考えながら作っています。
ただ、頭の中でぼんやり考えているだけなので、実際にカメラのファインダーを覗いたときに見えるイメージと頭の中のイメージが一致しないことがよくあります。
作品によっては作った意図が決まってて、あまり構図を変えたくないこともあります。
それでも実際にファインダーを覗いて、右へ行ったり左へ行ったり、上から見たり下から煽るように見たり近づいたり離れたりをしてポジションを決めます。
背景が自由に変えられる場合(布を垂らしてるだけとか、地面以外は全部、空の写真の合成にする予定の物とか)は、ファインダーを覗きながら、良さ気に見えるように向きを変えたりしてポジションを探します。
室内で自然光を利用しないで撮影するときは、照明を使って撮影します。
一眼レフカメラは、現像してもらわないとどんな絵が出来上がってるのかがわからないため、照明には気を使います。
まず見た目の、見えてる明るさがイコール、出来上がる写真とイコールじゃないところがやっかいです。
撮影中明るく見えてても、写真では暗かったり。適度に明るいと思ってると、写真ではテカリ過ぎててイメージと違ったり。
露出計という道具を使い、光の数値を読み取って、シャッタースピードや絞りをいじったり、照明を近づけたり、トレーシングペーパーなどで遮ったりして光量を調整しつつ撮影します。
撮影は一回で満足する結果に写真が仕上がることもあれば、何回か撮り直してその中から気に入るのを決めることもあります。
なので出来るだけ近い条件で再撮影が出来る環境を作りたいとなれば、面倒臭いのですが照明を使って撮影することが多いです。
作品によって自然光でもいいなって場合と、照明でやりたいなって場合もあるのでそういう使い分けをすることもあります。