製作
2000
11
どう作ったか
コンセプト
当時よくやっていたチャット先で話してる中で浮かんだアイデア。クリスマスをテーマに何か作りたいなと思って色々考えた。サンタクロースが登場することで、オーソドックスだけどクリスマスだということがわかりやすいのではと考えた。
デザインフェスタに出したのがきっかけで、某雑誌の編集という人が連絡をくれ雑誌に載せようか、という話をくれメイキングをやるはずだった。それ用に作った物。
制作メモ
まずはアイデアをまとめる。下絵通りに忠実に作らなくてもいいけど、イメージを絵に定着させることで、何をどう作るか、できるのかできないのか?、等の計画や問題も出せると思う。曖昧な物があれば資料を集め参考にする。
下絵を元に実際に作ろうとする大きさで、人形の配置位置を紙に書きだす。それに合わせて人形の芯を発砲スチロールで切り出す。まずは大まかな形、基準になる形だけを作る。できれば、完成予定に近い形になるように切ってやると後々の作業は早くなる。
それと最後に撮影するから、カメラのファインダから見るとどういう感じになるかも確認をしておく。
大まかな形を決めることで、全体の仕上がりサイズが予想できるようになる。バランスも調整しやすい。細かい部分は芯は使わず粘土のみで別に作る。頭、体、腕、くらいにパーツ分けして切るのでいいと思う。
出来上がった芯に薄く伸ばした粘土を貼り付けていく。ラップやハンカチで物を包むような感覚でくっつける。粘土同士が重なる箇所が出てくるけど、なるべく重ならないようにカットするなどしてくっつける。
頭や腕、手首、角、象の鼻等はプラモデルの部品の用に別々に作る。いったん繋がった状態で作ったものを、固まってから切り分けたりする。例えば脇の下だったり、動物の足の付け根とか、出来上がった状態では色が塗りにくかったりするような箇所は、作業の効率を考えて切り分けている。
また、動作をしている状態を作るので互いの兼ね合いや、小物等の位置によってもポーズつけが変わってくるから。作ってる途中は頻繁にポーズをチェックすることになる。
パーツ同士をつなぐのに爪楊枝を芯にしている。やっぱり接着面が小さく付ける物同士が大きいと力がかかって取れやすい。芯を付けることで強度が増す。
だいたい人形の大まかな形が出来たら、それに合わせて小道具を作る。今回はコタツと麻雀牌。完成予想図を見ながら、その通りになるように人形を並べ、発泡スチロールの切れ端などを置いてみて、切っては置いてを繰り返し形と大きさを決めていく。
粘土は乾いていくと、いびつに曲がっていくことがある。整形する際に水をたくさん含ませすぎたり、薄い物、長いものはその傾向が高くなる。
気になるようだったら、乾かす間に時々チェックするか、乾いてから切ったり削ったりして形を整えバランスをみる。
これ以降、人形のポーズとか、目線の位置や表情とか作っていくときは、いちいち、人形を完成予想図通りに並べて隣の人形との兼ね合いを様子をみながら作るようにしてる。関係なしに作っていくと、出来上がったときちぐはぐな物になるから。
過去に微妙にちぐはぐなポーズになった作品がある。全部できて撮影の時、なんかしっくりこないなーって思うことが出てきた。油土等の用に硬化しない粘土なら調整も効くけどフォルモは固まるので、その時点で修正となるとすごく面倒に感じた。
小物等もできたら色を塗っていく。この時点でも切り分けたパーツはつなげないまま色を塗る。継ぎ目になる箇所は塗らないでおく。色がついてる部分を粘土で繋ぐときやや食い付きが良くなくなるから。
全部塗りおえたらパーツを並べ、互いの兼ね合いや小物との兼ね合いを確かめて、腕や頭を固定する。継ぎ目は少し水で濡らしてやると粘土の食い付きが良くなる。
つなぎ目が固まったら色を塗って人形は完成。
制作メモ2
次に背景を作っていく。ほぼ必ず人形より大きくなる。加工する手間や大きい故にコストがかかることを考え、身近な素材をうまく使おうと考える。
床は実際に使っているカーペットをそのまま使った。なければなんかそれっぽい布を探してきて敷いても良いと思う。壁は段ボールを芯にして作ってる。段ボールの表面に千代紙とか色画用紙を貼り、柱はバルサ材を切って色塗って付けている。
大まかな形を作るときもカメラのファインダ越しに、どこまで写るのかを確認しながら決定すると良い。
段ボールの壁はヘナヘナして不安定なので、裏側から支えを付ける等して安定して自立するようにする。撮影の時倒れられると困るから。
制作メモ3
撮影は室内でレフランプを使って行った。基本はキーライトが一灯で、できた影を押さえるのにレフ板とか使うそうだけど、500wのライト一灯では思うように光が回らず、別の角度からもう一灯当てている。影が目立たないようになる位置を探すのがちょっと手間だ。
ライトスタンドは天井まで突っ張るポールを利用して代用している。カメラ屋さんであるような機材はしっかりしてるけど、金額も高くとても手が出せない。使わない間の収納も場所を取るし設置するにもある程度の広さが必要だから、狭い部屋には不向きに感じる。
フィルムで撮影すると、現像されるまで結果がわからない。だから、同じショットでも絞りやシャッタースピードを数パターン変えて撮影をしている。
文章の内容
メリークリスマス!
サンタ:こたつは少し傾いてると良いね。
ゾウ:具体的にどのくらい?
トナカイ:強いて言えば25度かな。
ターキー:25日!
ゾウ:うまい!... のかな??
サンタ:単純すぎないかな?
ゾウ:意外といいかも。



















